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メディア情報 2025.05.27

『南島ボートピープル』著者:原井一郎先生「奄美移民史のあとさき」ご講演のお知らせ

『南島ボートピープル』著者:原井一郎先生「奄美移民史のあとさき」ご講演のお知らせ

南島ボートピープルー奄美近現代・出稼ぎ/移民考』南島叢書100の著者、原井一郎さんのご講演(1回目)が2025年6月7日(土)13:00 (開始予定)に開催されます。(※オンライン)

 

今回は主催団体のご厚意によりどなたでもご視聴いただけます。興味のある方はこちらからZoomにお入りください。

時刻: 2025年6月7日 12:30 PM 大阪、札幌、東京 ★ 13:00 開始予定
Zoom ミーティングに参加する  ★ ↓当日ここを押す
https://us06web.zoom.us/j/86472414802?pwd=LBPcayv3grzwcb1XZ413Zo8LxaeJpO.1

ミーティング ID: 864 7241 4802
パスコード: 612109

 

 

講演内容

「奄美移民史あとさき」 原井一郎(ジャーナリスト、奄美移民史研究者)

近代奄美史では災害・伝染病、経済困窮を背景に、推計42万人もの本土、海外脱出が敢行された。嘴矢は1899(明治32)年、与論島を襲った台風で、貧窮層が長崎・口之津の産炭地へ集団移民したのが始まりだが、実際にはすでに旧藩期から小規模な農奴層の脱出が行われていた。第一回講座では“消極的百姓一揆”とも言われる農民逃散がどのように行われていたかを検証する。二回目は集団移住に先行、家運再興へ競って本土遊学した富裕層子弟の本土遊学とその成否、また彼ら知識層を中心に結成された郷党会が戦後出稼ぎへと継承された会組織の是非、さらに現在の島々の消滅危機を考察する。

第l 回 奄美旧藩期の農民逃散の増加と背景6月7 日(土) 1 3 : 00- l 4 : 3 0

第2回 奄美富裕層の遊学脱出と郷党会の隆盛10月4日1(土) 1 3 : 0 0- 1 4 : 3 0

テキスト 原井一郎『南島ボートピープル』海風社、2024年

(大阪労働学校・アソシエ2025講座案内より)